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太陽は7月22日から獅子座に

7月22日は、二十四節気の大暑です。
大暑(たいしょ)とは太陽黄経が120度のとき。暑さが最も厳しくなる頃です。

占星術では、5番目のサイン獅子座になります。

しし座の目じるしは、心臓のところに輝くレグルスと尾の部分になるデネボラです。
レグルス含む「?」を反対にしたような星の並びを「ししの大鎌」と呼びます。
デネボラは2等星の星ですが、うしかい座のアークトゥルスとおとめ座のスピカとで、春の大三角を形作る星です。
                                (大日本図書 星や月「しし座」より)

獅子座 7月24日〜8月23日が誕生日の人になります。
ルーラー 太陽
元素 火
性質 不動

蟹座の元素の周期を終え、炎の中で獅子座の季節が始まります。しかしこの火のエネルギーは、牡羊座のものとは微妙に異なります。 牡羊座の人が開拓し前進する一方、獅子座の場合は、すでにたどり着いているという感覚があります(このことは、活動宮と不動宮の質の違いをよく表しています)。牡羊座が 芽生えの春に結びつく全てのことを象徴しているのに対し、獅子座は夏の盛り、つまり太陽が我々の頭上高くにあり、その暖かさを浴びることのできる季節を象徴しているのです。

獅子座は、他人の注目を浴びることが好きで、ステージの中央に立つことを好みますが、 獅子座の支配者が、昔から我々の太陽系の中心である太陽であるということを考えれば、まったく驚く事はありません。 恥ずかしがりやで内向的な獅子座の人でさえ、おそらく外交的な獅子座の人以上に、人から認められることを求めるのです。

この星座群は、 バビロンからインドに至るいくつもの文明において、獅子と呼ばれていました。エジプトでは獅子の頭を持った女神、セクメトと関連付けられ、その神話においてセクメトは太陽の母でした。 ギリシャ・ローマ時代の人々は、獅子座をヘラクレスやネメア谷のライオンの神話と結びつけていましたが、これはサムソンとライオンの神話にとても似ており、人間の英雄が素手でライオンを殺すという話なのです。この獅子と英雄との関連性は、 今の我々が獅子座の特徴を理解する際に影響を与えています。

身体的には、獅子座は心臓そして動脈の血液循環と関係があります。ここで惑星の中心である太陽と、体の中心に位置する心臓との間に、明らかな類似性を見ることができます。獅子座の人は、娯楽や創造的活動のための十分な時間を取らないと、高血圧や動悸、 あるいはもっと深刻な心臓の病気にかかる可能性があります。ですからアロマテラピーを施す際には、彼らが本当にリラックスできるように手助けしてあげるという姿勢が最も大切です。

🌿象徴的オイル
獅子座におあつらえむきのオイルはジャスミンをおいて他にありません!ライオンが百獣の王であるように、ジャスミンは長い間オイルの王と呼ばれて来ました(ローズはオイルの女王)。このオイルは太陽の香りを放ち、その植物は暑い地域が原産で、北半球では通常太陽が獅子座の位置にあるときに花を咲かせるのです。ジャスミンが最も効果なオイルのひとつであるという事実が、獅子座の人をさらにこのオイルに惹きつけます。何故なら彼らにとって高い出費は自分自身の重要性を認証するものだからです。これまでも見て来たように、ジャスミンは、獅子座の人が彼ら自身の太陽に暗雲が立ち込めた時に使うのに最高のオイルであり、陽の光の性質をもたらし、彼らが暗闇から抜け出すのを助けてくれるのです。
(パトリシア・テーヴィスのアロマテラピー占星術 東京堂出版より)

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